軽くて動きやすい地下足袋を履けば、くたびれない!?
地下足袋を履いて、軽やかに畑仕事を!
農作業時に履く靴といえば、何を思い浮かべるだろうか。
農業を始める前の私は、真っ先に長靴を思い浮かべた。
農作業をする時、農家さんはいつも長靴を履いているとばかり思っていた。
ところが、実際に農作業の現場に出てみると、そうでもなかった。
ニンジン、サツマイモ、ベビーリーフ、レンコン、メロン…いろいろなところで働いた(体験含む)が、長靴を履く機会はあまりなかった。
私が働いた場所が野菜農家が主だったのもあるが。
(レンコン農家で胴付長靴を履いたのは別として)
では、何を履いていたかというと、もっぱらスニーカーである。
使い古した、履き慣れたスニーカーだ。
長靴のように重くなく、動きやすく、そこそこ底が厚い(洒落である)。
当然作業をしていれば汚れるので「使い古し」てある方が都合がよい。
だが、そう都合よく「使い古しの履き慣れたスニーカー」がある訳でもない。
そんな時に、農作業用として、主に畑仕事用として便利なのが「地下足袋」である。
初めての農業体験の時、私は意気揚々と長靴を履いて行った。
そこは、ニンジンとサツマイモを栽培する農家さんだった。
長靴を履いて畑で作業をする私を見て、従業員さんがこう言った。
「長靴、重くない? 動きにくくない?」
え、そうなの?
鈍感な私は、それすら実感していなかった。
こんなものだと思って、気にもしていなかった。
その人の足元を見ると、布でできた軽そうな靴を履いていた。
それが「地下足袋」であった。
従業員さんにそう言われると、長靴が旧に重く、動きにくく感じた。
私は早速、地下足袋を買いにワークマンに駆け込んだ。
地下足袋コーナーを見ると、案外種類がたくさんある。
職人さんが履いている「こはぜ」という金具で留めるタイプ、マジックテープで留めるもの、防水のもの、スパイクが靴底についているもの、普通のスニーカーのようなもの…。
スニーカータイプのものなど、ぱっと見、VANSのスリッポンに見えて、お洒落に見えなくもない。
これはなかなか面白い。
とりあえず、地下足袋らしい地下足袋を買おうと思い、こはぜのついた地下足袋を買った。
早速、次の農業体験の時に地下足袋を履いてみる。
親指のところが分かれているから当然靴下を履かずに地下足袋を履くことになる。
最初は違和感があったが、すぐ慣れた。
靴底が薄いので、地面を肌で感じやすい。
これが、畑のぬくぬくとした土の上で履くと、実に心地よいものだ。
そして、やはり軽くて動きやすい。
靴が重くないから疲れにくい。
足袋だけに、く“たび”れないわけだ。
らくご舎が勧める農作業用に使える地下足袋(by ワークマン)
「こはぜ」を付けるのが面倒ではありますが、一度履いてしまえば抜群のフィット感が得られる地下足袋。「こはぜ」と「こはぜ」の間から土が入らないように、ズボンですっぽり覆ってしまうのがベスト!値段もリーズナブルなので、初めての地下足袋におススメ。
作業場などで作業する時には、「つっかけ」感覚で履けるスニーカータイプが便利。 俗にいう「足袋靴」。気軽に履けるのがいい!
ローカットなので畑仕事の場合は土が入りやすいので注意。
野良着にも使える! ワークマン
地下足袋を買うなら、ワークマンがオススメ!
全国に約800店舗展開しているため、いろんな場所にあるので便利。
ネットでの購入も可能だが、最初はお店に行ってサイズを確認した方がいいかも?
地下足袋は消耗品なので、2回目以降はネットで購入すると楽ちん!