らくご舎のとある1週間
2022/3/16(水)揺れ
23時36分ごろ、歯を磨いていたら地鳴りがあった。その直後に揺れがきたが、お構いなしに風呂に入る。シャワーを浴び始めても、まだ揺れが止まらん。しかも、揺れが大きい。これは、もしやと11年前の地震が頭をよぎる。
慌てて風呂場から出ると、同居の母親とばったり。慌てていたから、フ○チン状態である。40過ぎて、母親にフ○チン見られて、心まで揺れた。その後、ツレの無事を確認し地震と動揺が収まるまで部屋で待機していたのだが、湯船につかっていた訳ではないので偉く寒い。
今度は身体がガタガタと震えた。
2022/3/17(木)~19(土)多忙極まる
ただでさえ仕事が忙しいのに、地震の影響でトラブル勃発。取引先の業者の工場が、地震の影響で故障したという。代わりの業者を手配したり、調整したりと+αの業務が発生する。
ほんと、やめてくれ、時間ないんだよ、こっちは…。と嘆いていたら、自分のミスが発覚。ほんと、やめてくれ……(自分が悪いんだけど)。
2022/3/20(日)ミュージアムパーク茨城県自然博物館
前々から行ってみたかった坂東市のミュージアムパーク茨城県自然博物館に行く。
「一緒に行ったことなかったっけ?」とツレのM子が言う。
いやいや、ないない。
「行ったことあったよね?」と長男坊が言う。
いや、俺はないってば。
「あんたが小さい頃に連れて行ったことあったよね?」と母親までも。
だから、行ったことないってば!
皆が皆、口を揃えてそんなこと言うものだから、私も(行ったことあるのかも?)と記憶に自信がなくなった。
コロナの影響で事前予約が必要とのことで、前日にネットで試みる。すると、予約がほぼ埋まっていて、15時半から入場のものしか空いていない。
うそでしょ? そんなにここは人気スポットなの?
M子に告げると「うそでしょ?」と同じく驚いていた。
実際に行ってみると、駐車場はほぼいっぱい。
うそでしょ? とまた思う。
来館者の層を眺めてみると、ほとんどが子連れ。子どもが楽しめるような場所なのか、博物館て!
今やってる企画展は「ミュージアムパーク・コレクション」というやつで、普段展示していない剥製や標本が見られるらしい。
中に入ってみると、恐竜の化石やら動物の剥製やら、植物のさく葉標本やらがたくさんあった。ジャンルも宇宙のことから近隣の森まで、実に幅広い。情報量もすごい。
これは……まるでわからん。でも、なんとなく楽しい。けれど、うちの子らはこんな難しいことわからんだろうし、楽しいのか。というか、来館者が連れてきている子どもたちは、ほとんどうちの子らよりも幼いのだけれど、楽しめるの? 私たちの学力が低すぎるだけ? といろいろ考えさせられた初めてのミュージアムパークだった。
ちなみに、今回訪れて私が楽しめたのは……マンモスと恐竜の化石とシーラカンス。
理由は……かっこいいから(子ども並)。
2022/3/21(月)光の祭
偕楽園で開催されているチームラボの光の祭に行く。
これはすごい。偕楽園の梅やら何やらが、いい感じの音楽に乗って光に照らされる。幻想的という言葉が、誇大でなく当てはまる光景である。
どれだけすごいかって、滅多に感動しない子どもらが「キレイだったね」と感想を言うほど! ただし、ツレのM子は「工場夜景の方がキレイだった」と言っていたが、それは置いといていい。
M子はこの日、めまいが酷くてただでさえ「雲の上を歩いているよう」だったという。
私も光に照らされた梅林を歩いていたら、同じような感覚に陥った。浮遊感のようなものを感じた。ならば、M子はもっとすごい感覚を得ているのでは! 雲の上どころか、おとぎの国をさまようような感覚とか!
さぞかし、ぶっ飛んだ感じになっているのだろうと聞いてみると、「いや、そんなことはない」と冷たくあしらわれた。