1日520円(年間パスポートは1,250円!)でまったり過ごせる日立の憩いの場所(2022/4/3)
約7年ぶりに日立市にある「かみね動物園」に行ってきた。
茨城在住の私にとってかみね動物園の存在は、休日に「動物園にいこう!」となった場合、ファーストチョイスに挙がりはするが、県外の動物園をいろいろと調べているうちにどうせならば遠出しよう、となってしまい結局行かずじまい……という位置づけであった。だが、今回久しぶりに行ってみて、その位置づけが大きく変わった。
素晴らしいではないか、かみね動物園!
年パス買っちゃおうかな!
……というわけで、かみね動物園は「動物に癒されに行く場所」のランキング1位に躍り出た。また、「仕事で疲れ果てて病み(闇)気味の時に行く場所」でも上位に位置づけられるだろう。
何がそんなに良かったかというと。
・動物の種類が多い!(約100種類)
・博物館や遊園地(かみねレジャーランド)など周辺施設が充実。散歩もできるし一日遊べる。
・園内からは海が見える。
・施設は老朽化しているけれど、それがまたレトロ感あって良い。
・入園料やっすい!(大人520円 小人100円。年間パスポート1,250円)
といった具合である。
特に、動物の種類の多さには驚いた。
ゾウ、キリン、カバ、サイなどといった動物園の定番動物はもちろん、レッサーパンダ、カピバラ、ペンギン、ロバやポニーといった愛らしい動物たち、クマ、ライオン、トラといった勇ましい動物たちと幅広い。
タンチョウやホロホロチョウといった珍しい鳥類もいたし、クジャクやシカやヤギといった身近な動物たちもいた。ヘビやトカゲは「はちゅウるい館」で見ることができて、そこにはワニの姿も!
サル系は特に充実していて、ニホンザル、シシオザル、ワオキツネザル、シロテテナガザル、サバンナモンキー、フサオマキザル、ブラザグエノン、コモンマーモセット、マンドリル、ワタボウシタマリン、ジェフロイクモザル、ボリビアリスザル、チンパンジー…といった様々なお猿さんに出遭える。「サルの楽園」のリスザルたちの可愛らしさといったら、もう!
ここ数年で「はちゅウるい館」を新設したり、ニホンザル舎やレッサーパンダ舎を新しくしたりとアップデートに怠りもない。手作り感あふれるポップ類も味わいと温かみがあって、飼育員の情熱が感じられるし、ユーモアがあって良い。
全国的に有名な動物園と比較すると、そりゃあだいぶ落ちるだろうけれども、茨城県民にとってはコスパがいい遊び場であることは間違いないだろう。
このような場所が、ずー(Zoo)っと持続していけるように、ちょこちょこ遊びに行かなければ。