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水戸のおいしい焼き鳥屋さん【本陣】

コト
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ボリューム満点の焼き鳥がとにかくおいしい!

焼き鳥、鶏のから揚げ。本陣で鶏肉三昧!

本陣のレバーとタン(各150えん)

私はここ数年で、お酒をあまり呑まなくなった。

家では以前から酒を呑まない。「呑むと本が読めなくなる」という理由から呑まなくなったのだが、「酒を呑みながら本を読む」という人もいる。そういう人は、かっこいいと思うが、私は呑んだら読めなくなるので、呑まないようにした。今ではノンアルコールのビールを飲むくらい(夏に)。

外にはたまに呑みに行く。友人に呑兵衛がいるから。呑兵衛の友人Sから誘いがあるとすれば、大抵「呑みに行こうぜ」である。断ることも多いが、たまに外に呑みに行きたい時もある。そんな時は誘いに乗る。ただ、今はコロナ禍ということもあって、呑みに行く機会は激減している。

呑兵衛のSから教えてもらったお店の中には、「また行きたい!」と思えるお店もいくつかあって。

そのうちの一つに水戸の「本陣」という焼き鳥屋がある。焼き鳥屋と呼んでいいのか、居酒屋と呼ぶべきなのか。それはどちらでもいいとして。

本陣の焼き鳥は、どれもこれもサイズが大きい。一般的なサイズの焼き鳥に比べ、少し大きいのではなく、だいぶ大きい。大きいことはいいことである。身体の大きい(身長190㎝)の私が言うのだから、間違いない。

サイズが大きいだけではなくて、もちろん味もおいしい。特に、レバーとシロ。

これがねぇ、もうねぇ、何と言ったらいいのかねぇ。

レバーなんてね、がぶりと噛り付くと肉厚なものだからステーキでも食べてるんじゃないかと錯覚するくらいで、肉のうま味が口の中にじゅわーと広がり、食べ応え満点でたまらんのです。

シロもね、ぷにぷにっとした食感がたまらん。ぷにぷに? いやちょっと違うか? 何と表現すべきかあの感触。

そこに、秘伝のタレですよ。甘味があって、旨味があって。これがたっぷりとかかっているのだから、それはもう何と言ったらいいか!

ねぎま(200円)

他もね、とにかくうまいのですよ。タン、ハツ、皮、ねぎま…などなど、どれをとっても一級品。
私が言うのだから間違いない! なんて言うほどに食通なんてもんじゃあありませんが、今まで食べた焼き鳥の中で一番うまいと思う。

とにかくおいしいものだから、私は一度行ってからすっかり「本陣」ファンになった。

ある日、ツレが「焼き鳥食べたい」などとのたまう。「焼き鳥」と聞くと、まっさきに「本陣」を思い出した私。思い出したら、食べたくなる、行きたくなるというのが常なもんで。

よし、行こう。
本陣、行こう。
焼き鳥、食べよう。

食欲というのは、恐ろしいほど人を迅速に動かすことができるようで、すぐさま本陣に予約の電話を入れた。

そうしていざ本陣に訪れたのは(なんて書くと戦に行ったみたいだな)、日曜の夕方4時。日曜のせいか、時間のせいか、それともコロナ禍のせいかわからないが、客はちらほらといる程度。お店の方には申し訳ないが、ゆったりとした空間で焼き鳥を食うのもまた乙なもので、こちらは楽しませていただくとする。

まずは飲み物。ここは勢いよく、中生ひとつ! と頼みたいところだが、いかんせん今日の私はドライバー。酒の方はツレに任せて、おとなしくノンアルコールのビールを頼む(私はこれで充分酔える)。

ツレは酒を呑めないくせに、勢い余って梅酒サワーなんて頼むから、焼き鳥が来るまでに2、3口呑んだだけでもうすっかり出来上がってしまう。これには参った。ツレが焼き鳥を食べたいというから本陣に連れて来たのに、来店早々つぶれてもらっては困る。酒を呑むのをストップさせて、焼き鳥が来るのを待つ。

串焼き盛り合わせ(750円)

まず頼んだのは串盛りである。今回は下調べをしており(ぐるなびとか)、そこでレバー・シロ・タン・ハツがうまいと書いてあったのだが、この串盛りにはそれらすべてが含まれていて、加えてつくねまで付いてくる。

さてはて、まずはレバーなぞ食べてみようかと皿に取り分け肉厚レバーにかぶりつく。

うむむ、やはりうまい! これだ、これ。本陣に来たらやはりこれですよ。と、ペロリとレバーを平らげる。

シロ(150円)

続いて、シロ。いやはや、これもうまい。本陣に来たら、これも食わねば始まらない。酒なんてなくても、焼き鳥だけで大満足できる。

いや、今日は私が大満足しても仕方ない。ツレの満足度はいかがだろうか、聞いてみる。

私「どう? めっちゃうまいでしょ?」

ツレ「うん」

私「特にレバー。うまいでしょ?」

ツレ「うん」

私(”うん”しか言わんな、こいつ……)「まずい?」

ツレ「ううん(首を横に振る)」

どうやら満足している様子である。
事実、普段は少食のツレが、大食の私とそう変わらないペースで焼き鳥を食べている。

ならば、たらふく食べてもらおうということで、焼き鳥を食っては頼み、食っては頼みを繰り返す。腹の膨れ具合が程よくなったころに、トドメを刺そうと更なる刺客を送り込む。

「鶏からお願いします~」

鶏のから揚げをここで頼む。

鶏の唐揚げ(800円)ボリューム満点すぎる。

本陣の鶏からがまたデカイ。大きいというよりは、もはやデカイと言う方が的を射ている。このビッグサイズの鶏からに、私たちはかぶりつく。焼き鳥で膨れた腹も何のその。ツレも私もビッグサイズの鶏からをペロリとやっつけた。

しかし、そこまで。満腹中枢が限界に達する。

酒も呑まず、飯も食わず、他のつまみもほとんど食べず、鶏肉だけを満腹になるまでむさぼり食った。

私「うん……(めっちゃ幸せ)」

ツレ「うん……」

うまいものをたらふく食べる。

それは、極上の幸せを感じるひとときである。

極上の幸せを感じた時、人は言葉を失うようだ。

本陣の概要

住所:茨城県水戸市宮町1-2-4 マイムビル1F
営業時間:16:00~24:00(L.O 23:30)
予約・お問合せ:029-224-6318
お値段:レバー・シロ・タン・ハツ・とり皮・つくね(各150円)、ナンコツ・カシラ・コブクロ(各150円)、ねぎま(200円)、
串盛り合わせ(レバー・シロ・つくね・タン・ハツ)(750円)、鶏の唐揚げ(800円)など。