しどりの里の花卉農家さんを取材してきました(2018年10月)
花卉農家・市橋陽平さん
茨城県那珂市瓜連地区……といえば、農家さんのおはなし第5話に登場していただいた松井さんと同じ地域。
しどりの里と呼ばれたこの地域で、花卉園芸を営む農家さんがいます。
屋号は「しどり園芸」。
地域の古称をそのまま屋号にしたワケは、「地元への恩返しがしたいから」としどり園芸の市橋陽平さん。
市橋さんは、シクラメンやカーネーションなどの花に加えて、パパイヤやキュウリなどの野菜苗を育てています。
また、地域限定の花の育て方教室の講師を務めるなど、栽培以外でも積極的に活動している若手農家さんです。
さて、今回はその市橋さんを取材してきたのですが、細かい話は本編でするとして、花卉農家さんの取材は今回で人生2回目。
私、自称「植物に興味あります」人間ですが、実は植物の名前はほとんど知りません。
花の名前もろくすっぽわかりません。
なので、今回は市橋さんのおはなしを取材しつつ、花の名前の勉強もしてきました。
といっても、家で予習をしたわけでもなく、完全なOJT。
ホントに興味あるのか?と問われれば、「う、うん…」と気弱な返事をすることぐらいしかできません。
せっかくなので、この場を借りて、今回覚えた花の名前を復習しようかと思います。
しどり園芸のメインで栽培している品目のひとつであるシクラメンは、サクラソウ科シクラメン属。
地中海地方が原産の多年草です。
別名カガリビバナ、ブタノマンジュウ…って。
こんなにキレイな花なのに、ブタノマンジュウとはこれいかに。
↑こちらはミニシクラメンの4号鉢。
↑ふりふりのフリルがついたシクラメンがファンシーフリル。
↑白地にピンクがかわいらしいシクラメン、オーロラ。
↑県北鉢物生産者協議会というグループで生産している新種シクラメン・天使の羽。
↑ビオラとパンジー(パンジーはアップ写真撮り忘れ)。
こちらはパパイヤ(苗を販売しています)。
那珂市のパパイヤは有名ですね。
青パパイヤの消化酵素は糖質・脂質・タンパク質を分解する強力な酵素です。
ダイエットにも効果的で、健康食品としての機能が秀逸。
青パパイヤは、フルーツではなく野菜なのです。
この他にも、しどり園芸では1月にサイネリア、春にはカーネーションなどの花も栽培しています。
少しでも名前を覚えると、一気に興味が深まりますね。
これを機に、花など育ててみようか……と思ったけれど、なにぶんサボテンとエアープランツを枯らした経験のある私。
私に飼われる花がかわいそうなので、それはもう少し勉強してからにします。
というわけで、今回は茨城県那珂市の花卉農家さん・しどり園芸こと市橋陽平さんを取材してきました。
本編の公開は、もう少し先の予定です。
2018年10月 らくご舎
市橋さんのお花が買える直売所
・JA常陸 東海ファーマーズマーケットにじのなか
・JA常陸 瓜連直売所
・とんがりはっと(那珂市)
・ふれあいファーム芳野(那珂市)