【DOOKIE&FRUTAS】雑貨と作家【城里町で、休日を】

アメリカ輸入雑貨と古内地区在住作家のアート作品を売るお店「DOOKIE&FRUTAS」

DOOKIE&FRUTAS

お店の看板

城里町古内地区在住の作家グループ(FRUTAS)とアメリカ雑貨店「DOOKIE」が、資材などを共同出資し、それまでイベントスペースとして活用していた工務店跡地をリノベーションして作り上げたのが「DOOKIE&FRUTAS」
店内は、DOOKIEによるアメリカ輸入雑貨と一緒に、作家たちのアート作品が並ぶという、ちょっと他では見ないスタイルになっている。
現在(2020年7月)は、以下のようなスタイルで営業中。
古内茶も販売している(サービスで冷茶も飲める!)。

お店の外観。ちょっと雑貨店には見えない(笑)。

所在地 茨城県東茨城郡城里町大字上古内912−1
営業日 水曜・金曜(土曜・日曜のオープンはSNS上で告知)
TWITTER https://twitter.com/dookie_mito
インスタグラム(DOOKIE) https://www.instagram.com/explore/locations/1028288301/dookie-
インスタグラム(FRUTAS) https://instagram.com/frutas.works/
営業時間 だいたい13:00〜20:00
取扱商品 アメリカ雑貨・陶器・アート作品 古内茶の試飲と販売

雑貨と作家のコラボレーションが、案外心地よい空間を演出していて非常に楽しめた!

先日、城里町に住む陶芸家・岩野一弘さんからお誘いを受け、城里町にプレオープン中の雑貨と作家のお店「DOOKIE&FRUTAS」に行ってきた。

場所は、以前に古内茶 庭先カフェでもイベント会場として利用されていた旧根本工業跡。
失礼ながら、とても雑貨店がありそうな雰囲気は一切なく、周りにあるのは茶畑ばかり。
こんな場所で雑貨のお店をオープンするなんて……何て面白そうなんだ!!!
と、ワクワクしながらお店の扉を開けた。

DOOKIEの雑貨スペース

雑貨スペース

すると、まず目に飛び込んできたのが、アメリカ雑貨たち。
マクドナルドやらスターウォーズやらのグッズが、ごちゃっ!と置かれていた。
この「ごちゃっ!」とした感じが雑貨店らしくてとてもいい。
若かりし頃に通った東京の雑貨店を思い出した。

缶バッジ

キーホルダー

スターウォーズとか、いろいろ

キーホルダーその2

お子様向けの雑貨も。

雑貨を眺めていると、ビビビッ!と私の短髪が鬼太郎のように反応を示したモノがある。
CAMELのトートバッグだ。
らくだ柄!
これは買うっきゃない!と即購入決定。

らくだ柄のバッグ。

FRUTASの作家スペース

入って左手には古内在住作家の作品が並んでいる。

そして、お店の奥の方に置いてあるのが、城里町古内地区在住の作家による作品群。
岩野さんの陶芸作品はもちろん、Watahiki Masahiroさんの陶器を使ったブローチ、あかすさんによる色鉛筆画と布雑貨が置かれていた。

岩野一弘さんの作品①

岩野一弘さんの作品②

岩野一弘さんの作品③

あかすさんの作品

あかすさんの作品スペース

こちらの空間は、雑貨スペースとはちょっと趣が違って、何ともアート(ああ、語彙力)。
古い建物の雰囲気と、作家たちによる作品のアートな雰囲気が絶妙に絡み合っていて、別世界にトリップできる。

WatahikiMasahiroさんのブローチ。

作家スペースではWatahikiさんのブローチに反応。
Watahikiさんは鳥などの動物や自然の風景をモチーフとしたブローチやネックレスを作っているのだが。
フクロウと山のブローチがめっちゃかわいい。
「うう、どちらも欲しい!」と二つとも買ってしまおうと思うが、
「どちらか一個だけね!」もう一人の私が財布の紐を固くしめようとするので、フクロウのブローチだけ購入することに。

フクロウのブローチ

山のブローチ

海辺をモチーフにしたブローチ

鳥のブローチ

Watahiki Masahiroさんのインスタグラム

Instagram

 

古内茶スペース

茨城三大銘茶の古内茶もしっかり販売していた。

城里町の古内地区に店舗を構えているだけあって、ちゃんと地元の特産品「古内茶」も売っていた。
「どうぞ」と岩野さんが出してくれたのは、古内茶の冷茶。
古内茶は冷茶にすると、渋味があまりなくてうまいんだな、これが。

岩野さんのおはなし

WatahikiMasahiroさん(左)と岩野一弘さん(右)

この日、店頭に立っていた岩野一弘さんにおはなしを聞いた。

どうしてこの場所をお店にしようと考えたのでしょう?

岩野さん「目の前を通る道路の県道51号(水戸茂木線)は交通量はけっこうあるのに、滞在人口が少ないんですよね。そこで地域内外の人とのハブのような場所を作れればと思っていました。このお店が目立てば、古内茶や近くの島家住宅のPRにもなりますし!」

しかし、ギャラリーは岩野さんが近くに住んでいるというのもあってわかるのですが、雑貨?

岩野さん「元々、DOOKIEさんとは東京の浅草のイベントで知り合って。DOOKIEさんは以前に水戸で雑貨店を開いていたのですが、そこを閉めてからどこか場所がないか探していたんです。それで、城里町になら安く借りられる場所があるよ!ということになって」

なるほどー。
でも、おもしろいですね、雑貨とアートギャラリーを一緒にするっていうのは。
雑貨は私が若い頃(現在アラフォー)によく買っていたので、心をくすぐりますし、アート作品も常時購入できる場所は茨城にはあまりないですし。
よくお店を眺めてみると、ほんと、いろんな物が置いてますよね。

岩野さん「そうですね。安価な子ども向けの雑貨も置いてますから、幅広い年齢層の方に楽しんでいただけるお店になっていると思います。三世代で楽しめるお店ですね」

城里町で、休日を。

くつろげるソファがおいてある。

DOOKIE&FRUTASには、子ども世代向けにアナ雪などのファンシー雑貨も置いているし、
若い方には雑貨とアートの両方が楽しめる。
年配の方には、岩野さんの陶器が魅力的に映るだろう。
ソファもあるし、お茶も出るからコミュニティカフェのような要素もある。

更に、近くには国の登録有形文化財「島家住宅」があって、古内茶の茶畑やお茶を販売している店舗もある。
少し足をのばせば、温泉施設の「ホロルの湯」やキャンプが楽しめる「ふれあいの里」なども。

水戸ホーリーホックのクラブハウス兼練習場である「アツマーレ」もあったりして。

これは「休日を城里町で丸一日過ごす」なんてことができてしまうほどの充実ぶりである。

これらの中でも、今後特に城里町を盛り上げてくれそうなのは「DOOKIE&FRUTAS」と「アツマーレ」だと感じている。
なぜなら、この二つには意外な共通点があるから。

それは、雑貨と作家、そしてサッカー(語呂……というか洒落か)。

加えて、Facebookで広報活動強化をすれば完璧(マーク・”ザッカー”バーグ)ですな。

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