【行方市】らくご舎、「なめファ」で芋を買い、芋を食う【なめがたファーマーズヴィレッジ】

体験型農業テーマパーク「なめがたファーマーズヴィレッジ」内の
ファームトゥーザテーブルのお芋のドルチェがおいしかった件。(取材日8/9)

女性とサツマイモとなめファ

焼き右衛門くん

さて、夏休み。
旅行したり、BBQしたり、山に行ったり……したくなるのが、夏休みってものだけれど、今年はそうもいかないようで。

GoToトラベルなんて絵に描いた餅のようなもので、あちこちで新型コロナ感染者が増えている今、そうそう気軽にお出かけする勇気なんて出やしない。

ちょっとランチくらいなら出かけてもいいのだろうが、いかんせん「ツレ」の好き嫌いが多すぎる。
ナスはダメ、ピーマンはダメ、チーズはダメ……なんて感じだから、いったい普段何を食べてるのだろうと勘繰ってしまう。

そうさな、ツレも女だからな、女の人が好きそうなものといえば、甘いもの。
けれど、甘いものは普段食べているようだし、ちょっと自然派なものを食べさせたい。
自然なもので、甘いもの。
そして、女性が好きなモノ。

あっ!

と思い浮かんだのが「サツマイモ」

女の人って、「サツマイモ」が好きなイメージがある。
例えば、うちの母や姉。
茨城名物「乾燥芋(干し芋」が大好物で、冬になると乾燥芋をどっさりと買い込み、あれよあれよという間に食べてしまう。

ツレもサツマイモなら大丈夫だろうかと聞いてみたところ。

「うん、食べられる」との返答が得られたので、では芋を食べに行こう、買いに行こうとなった。

そうして選んだのが、茨城県行方市にある体験型農業テーマパーク「らぽっぽ なめがたファーマーズヴィレッジ」。
ここはお芋(=サツマイモ)を食べたり買ったり、育てたり学んだりできてしまうところである。

コロナ禍の目線で見ても、ここならまあ、海なんかと違って茨城県外から来る人も少なそうだし、それほど混雑しなそうだし、感染リスクも少なかろうと勝手な予測を立てて向かったのだが、私なんかの予測が当てになることなんてなく、行ってみたら駐車場はそこそこいっぱいで、県外ナンバーの車も多数。

おいおい、お芋を食べにわざわざ遠くから来るもんだな。
と驚き桃の木山椒の木。
でもせっかく来たのだから、マスクをして、施設に置かれたアルコールで消毒し、感染に気を付けながらお芋さんを楽しむことにした。

お芋のドルチェがおいしー!

いろいろ遊べる「なめファ」だが、今回行ったのはショップ内のファーマーズマルシェとファームトゥーザテーブル。
お芋を買って、食べて過ごすことに留めた。

最初に行ったのはファームトゥーザテーブルの方で、パスタやピザ、肉料理などが食べられるイタリアン・レストランである。
パスタとピザのランチセット(1,480円・税別)をそれぞれ頼み、お芋さんを使ったドルチェをデザートにいただくことにした。

ランチセットに付いてくるサラダとスープ。

カラフルじゃがいもと鶏肉のだし醤油パスタ

じゃがいもと鶏肉のハニーマスタードピッツァ

私が頼んだのはピザのランチセット。
前菜のサラダのドレッシングがおいしい。
野菜自体の甘さもあって、前菜からして満足できる。
お芋さんが入ったスープ(冷製?常温?)も美味。
そして、石窯で焼いたピザの生地が、やわらかくてうまい!
といった具合に、メインディッシュをおいしくいただいたところで、お芋のドルチェが登場した。
(ちなみにツレのサラダはほとんど私がいただいた。おいしいのに)

お芋のドルチェ(セット価格+500円)

お芋のドルチェは、大学芋、ロッテパイの実のようなお芋のお菓子、お芋のアイスにあともう一つお芋を練りこんだもの(名称わからず申し訳ない)。
大学芋がひんやりしていてうまうま。
練ったやつも甘くてうまうま。
アイスは来る前にミニストップのアイスを食べてしまったから、ツレに献上。
そして、ロッテパイの実みたいなお菓子、これがサクサクっとしたパイ生地?の中に、お芋を練ったものが入っている。

「これはまさに、ロッテパイの実じゃん!」

と思わずツレに話したほどのロッテパイの実感。
味の方は、芋の自然な甘さが口の中に広がって、ロッテパイの実とは違ったおいしさがあった(当然か)。

さて、ドルチェを平らげ、おなか一杯になったところでツレに感想を求める。

ツレ「おいしかった。おなかいっぱい」

いや、もうちょっと何かないんかい。
食の語彙力に乏しい私を救ってくれるような、シズル感たっぷりの言葉が欲しかったのに!

ツレ「うーん……。おいしかった!!!おなかいっぱい!!!」

って、感嘆符増えてるだけじゃん!

というわけで、ファームトゥーザテーブルでの食事の感想は「おいしかった」。

以上、体験型農業テーマパーク「らぽっぽ なめがたファーマーズヴィレッジ」から、らくご舎がお伝えしました。

お土産に買ったサツマイモの燻製。箱がかっこいい。

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体験型農業テーマパーク らぽっぽ なめがたファーマーズヴィレッジ概要

なめがたファーマーズヴィレッジの外観

○ 住所:茨城県行方市宇崎1561
○ 電話:0299-87-1130
○ ホームページ https://www.namegata-fv.jp/
○ 新型コロナウイルス感染症による休業情報および拡大予防について https://www.namegata-fv.jp/202007saikai/

ショップ前にある石碑

なめがたファーマーズヴィレッジ…通称「なめファ」。
なめファの合言葉は「日本の農業を素敵にしよう!」で、ショップの前の石碑にも書かれている。
その合言葉を体現するかのように、施設内は農・食に関するあらゆるコトができるようになっている。

<ショップ&ミュージアムエリア>

ファーマーズマルシェ…なめがたで育った野菜や地元の特産品を買える。
サクラカフェ…いちごのジェラートソフトやスムージーなど、野菜王国・行方ならではのメニューが食べられる。
らぽっぽファームベーカリー…さつまいもに旬の野菜を加えた不老長寿パンが食べられる。
おいも熟成蔵…市場に流通しない幻の干し芋など、至高の熟成品が食べられる。※8/10現在コロナの影響で休業中
農家キッチン…手作りおにぎりやお惣菜が食べられる。※8/10現在コロナの影響で休業中
ファームトゥーザテーブル…イタリアンビュッフェレストラン。
やきいもファクトリーミュージアム…体験型の工場。焼き芋の歴史や魅力を知ることができる。

<ファームグランピング&キッズエリア>

トラクターステーションやツリーハウス、クワガタ・カブトムシの森……などなど、子どもが楽しめる遊び場もたくさん。
さらにさらに、「ファームグランピング」というワンランク上のキャンプも楽しめてしまう。

<他>

畑のオーナーになって、お芋を育てることもできるぞ!