茨城の日常……とある日曜日の過ごし方(2021/6/20)

花と肉と日曜日

★日曜日

梅雨入りして、初めての日曜日を迎えた。
朝の時点での空は曇天。梅雨らしい空であるが、天気予報に傘マークはない。

最近、連日仕事で帰りが遅いから、休みの日くらいはゆっくり寝たい。昨晩も遅かったので、たくさん寝てやろうと床についたが、いつもと変わらない時間に目が覚めてしまう。それからもう一度寝ることにするが、1時間もしないうちに目が覚める。眠いんだけれどな。あまり寝れない。といっても、7時間くらいは寝てるのだけれど。

若い頃はもっとたくさん寝れた。午前中いっぱい寝るなんて当たり前だった。前の晩にしこたま酒を飲んでいたら、翌日は一日中寝ていたなんて珍しくはなかった。歳をとるとあまり寝れないなんて聞いたことがあるが、その範疇に入る歳になってしまったのか。悲しいやら、悲しいやら。

起きてそうそう、飯を食べるのが習慣であるから、食卓に向かう。飯を食いながらテレビを見てしまうのも、行儀は悪いが習慣である。今朝はNHKの「小さな旅」を見る。この小さな旅、いつも見ている訳ではないが、たまたまテレビをつけて放映されていると見入ってしまう。

今日の「小さな旅」は愛知県の鳥川町が舞台。ここはホタルの保護活動をしている町で、季節になると無数のホタルが飛び交って、それはそれは幻想的な光景が見られるそうな。ホタルにとって良い環境を作るため、川をきれい掃除し、川にきれいな水をもたらすために森を整備している人々がいた。驚いたのが、「水道が整備されたのは今から15年前」ということ。時の流れが明らかに違う町である。いや、いっそのこと、それくらいでいいのかもしれない。自然のままに生きた方が、幸せな面もあるのでは…と思ったり、思わなかったり。

そういえば、茨城もホタルの季節だ。家から少し車を走らせれば、ホタルが見られる場所はたくさんある。城里町だってそうだし、笠間の山の方だってそう。常陸大宮だって見られる。鳥川町と似たような環境が、茨城にだってたくさんある。いや、日本中にはそういう地域はまだまだたくさん残っているのではないか。

★花

ひまわりのプレゼント

子どもから花をもらう。今日は父の日らしい。訳ありの父だが、プレゼントはうれしいし、花をもらうのもうれしい。ヒマワリを頂いた。

庭に咲くアジサイ。

ふと、庭の花々を見ると、アジサイが咲いている。梅雨らしい花である。アジサイの他に、アオイやらサルビアやらたくさんの花が咲いている。花にはとんと疎いので、他の花に何という名が付いているのか知らん。花の名前は知らないが、花に囲まれているとそれこそ華やかな気持ちになる。植物の力、自然の力はやはりすごい。

★肉

牛カルビ串。肉フェスタ水戸2021にて

今日はツレと子らを、肉のイベントに連れて行く約束をしていた。近頃は、コロナ感染者数も落ち着きを見せ始め、こうしたイベントも開催されるようになった。茨城が全国に誇るビッグイベント・ロックインジャパンも開催されるとか。また行きたいな、ロッキン。サカナクションとハイエイタスをもう一度生で見たい聞きたい。うだるような暑さの中、海浜公園内を歩き回って音楽を聴いて飛び跳ねて、酒を飲むという一日をもう一度。

肉のイベントは「肉フェスタ水戸2021」というたいそうな名前がついていたので、会場は肉ばかりかと思いきやそうでもない。メロンメロンランというマラソンするとメロンがもらえるイベントやビアフェスタ水戸というイベントが同時に開催されていて、人は大勢いたが肉を売る店は数店舗しかなかった。肉フェスタなんて名前がついているから、それはもう県内のあらゆる肉という肉が集まっているのかと期待していたのに。ネーミングって大事だな、と思った。と、イベントにケチをつけておきながら、肉はしっかりいただく。牛カルビ串とハンバーガー。

ハンバーガー。1300円!高いけれど、おいしい。

千波湖(会場)というバッチリのロケーションも手伝って、めちゃめちゃおいしく感じた。湖あり、森あり、の環境で、芝生に座って食べるハンバーガーといったら、もう。やっぱりね、お肉はおいしいですよ、御馳走ですよ。環境問題的にはいろいろ言われているけれど。

本当はそのあと石岡のフラワーパークにも行く予定だったけれど、暑さの中を歩いてツレがダウンしたので帰宅。午後はひたすらだらだらと過ごす。ジョジョの7部を読む。7部、読むの何度目だろうか。ジャイロとジョニィが良いんだよな。矛盾はめっちゃ多いけれど(笑)。

そんなこんなで、日曜日が終わる。これはこれで、幸せな日曜日の過ごし方なんだな。

 

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